ホームステイについて・・・
よくホームステイでのトラブルとか不満を耳にしたりするので、ちょっと考えたことをまとめてみました。
ここから下は、一般的なホームステイについての私の思うことです。
いいことばかりを強調されて過度の期待をして、運悪くトラブルにあい、そのおかげでオーストラリア全体の印象まで悪くなってしまう・・・ということも多々あるようなので、あえて、こういうこともあるよという影の部分を書きます。
ホームステイをされる方へ・・・。
やはりホームステイはシェアの延長と考えられていると思った方がいいかもしれません。
もちろん、ファミリーによって事情はいろいろだと思います。
本当に各国の学生と交流がしたくて学生を受け入れている人もいると思います。(でも、無償で受け入れている家庭はほぼ皆無です)
同じ学校に通っていた学生の話なのですが、ファミリーにお金を貸してくれと持ちかけられ、学校に言ってステイ先を変えてもらったなんてことがありました。
これは極端な例ですが、ホストファミリーも玉石混交なのだろうと思います。
どうせ部屋が空いているなら、受け入れてお金が入った方がいいと考えて、食事つきのシェアメイトの受け入れの感覚でいる人も多いと思います。
語学学校の生徒なら昼間は確実にいないし、身元も怪しいわけでもないし、町の掲示板で張り紙を出してシェアメイトを探すよりもある意味確実ですよね。
基本的にボランティアではないので根本にあるのは契約で、例えば出る2週間前には知らせるとかいうことを条件にしているところもあります。(もし、学校で斡旋してもらったホームステイを自分とステイ先の同意で延長した場合とか)
ホームステイというと、お父さん、お母さんがいて、子供もいて・・・なんてイメージがありますが、女性一人や片親の家庭にステイするというのも珍しいことではありません。
そして、ホストファミリーの義務は食事と部屋の提供だけで、食事や家庭内のルールなどはファミリーごとにやり方などがあるし、当然ステイしている人間は基本的にはそれに合わせるってことになります。
週末だって、ファミリーによってはどこかに連れて行ってくれるかもしれないけど、連れて行ってくれなくてもそれはファミリーが悪いわけでも何でもないわけです。それはファミリーの義務ではなく、好意だから。
シャワーはなるべく早く終わらせてねとか、洗濯は週に2回ねなんて言われたとしても、それはその家のルールですから従うより他ありません。
ホームステイはホテルやB&Bとは違います。B&Bやホテルのような暮らしをしたいのであれば、もっとお金を払って本物のB&B、ホテルに滞在しましょう。
ホームステイというのはごく普通の一般家庭に入って、ごく普通の一般家庭の生活を体験するものです。
食事ももちろん日本とは違う。
ご飯が食べたい!日本人ならやっぱりそう思いますよね。でも、ご飯をほとんど食べない家庭もオーストラリアでは多いです。(ちなみにうちの相方も私と一緒に住むまではご飯なんてほとんど食べなかったそうです。今ではほぼ毎晩ご飯(笑))
ご飯食べたい!こんな芋ばっかり食べられるか!と思うなら、ファミリーに日本食を披露してみましょう。
もしかしたら、「ご飯もなかなかおいしいじゃないか!」なんて思って、あなたに作り方を教えてくれと頼んでくるかも。
ファミリーによっては日本人や韓国人の学生がいると、彼らのために普段はほとんど食べないご飯を出してくれることもあります。(ファミリーによっては結構気を使ってくれるんです)
やはり他人と暮らすということは多少の譲歩が必要になってくると思います。
自分の好きなように生活したいのであればホームステイはやめた方がいいです。
難しいのですが、譲るところは譲って、主張するところは主張する。それがホームステイのポイントだと思います。
多分一番嫌われるのが、部屋に閉じこもって何を考えているのかわからない人。
もちろん、どうしてもウマが合わなかったり問題があったりしたら、もちろんステイ先を紹介してもらった学校なりエージェントなりに言って、対応をしてもらう必要がありますが。
あと体質などの問題で食べることが出来ない食材などがある場合は、必ずホームステイの手配をお願いする段階で言っておきましょう。
ちょっと極端な例ですが想像してください。
あなたのお家でオーストラリアの方を受け入れることになった。
その人に到着したあとに「私はアレルギーで肉も魚も食べられません。」なんていわれたら、どんなものを料理したらいいのか途方にくれますよね。私は少なくとも「え?どうしよう?」って思うと思います。
自分もそういう生活をしているなら対処できるけど、いきなり言われたらどうしたらいいかわからない。
例えばピーマンが食べられない(嫌いで)とかちょっとしたことならいいけど、持病やアレルギーなどのため特定の食品は絶対ダメ!なんて場合はホームステイを手配する前にちゃんと知らせておくべきです。
そうすれば、ある程度対処が出来る家庭を紹介していただけるかもしれません。
ホームステイは学生やステイする人に合いそうな家を探して、ファミリーはその暮らしぶりを基本的には変える必要なんてないんです。
何度も言いますが、ホテルやB&Bとは違う。これだけは忘れないでください。
余談ですが、シャワーについては住んでみてわかったのですが、日本と給湯のシステムが違うのか、温かいお湯はタンク一杯分しかありません。
それを使い切ると、また温まるまでは冷たい水しか出ないんです。
なので、誰かが人のことを考えず大量にその温水を使って、使いきってしまうと、他の人がシャワーを浴びよう!という時に温水をひねっても冷たい水しか出てこない・・・。
もちろん、水に対する意識も日本人とはかなり違うのだと思いますが。
水道をひねれば水がジャージャー出て、水には際限がないかのように錯覚している日本人は水の大切さを忘れてしまっているのかも。
日本では水不足!とマスコミがあおる時だけ節水節水!って叫ぶけど、ほとぼりが冷めればみんな忘れちゃう。
オーストラリアでは特に、タウンウォーターが引かれていない場所では、それぞれの家で雨水を大きなタンクにためて浄化して使っているので、本当にお水は貴重だと思います。
ホームステイは本当に貴重な体験だと思います。
私も大学時代とワーホリ中合わせて2度、オーストラリアでホームステイを体験しました。本当にいい経験でした。
特にワーホリ中のホストマザーは本当にいい人で、「私をあなたのオーストラリアのお母さんだと思ってね」なんて言ってくれる人でした。
話し好きで、たまにつかまると勘弁してくれ〜(笑)なんて思うこともあったけど、根はすごくいい人なので今となればいい思い出です。
学校に行くのに、お昼ご飯まで(←ホームステイでは平日のお昼は入っていないのに)持たせてくれたりもしました。
ホームステイには文句を言っている人も多いけど、私は運がよかったのかなと思います。
ただ、オーストラリアには日本と違う習慣もあるということは忘れないでください。
日本の常識がそのまま通らないことも多々あります。
どっちがいいとかそういう問題ではなくて、「違う」んです。
その違いを面白いなぁ〜と受け取れる方ならいいのですが、何でこんなに不便なの?お金払ってるのに・・・と思ってしまう方はホームステイはお薦めしません。
一人で部屋を借りるかシェアでも探してください。(シェアも結局他人との共同生活なので、全てが自分の思い通りになるとは限りませんが・・・)
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